僕は今後決して、また自分の健康に関して無頓着になったりしない
前回、僕はこの数日間に僕がしてきた素晴らしい事について手短に書いた - でもこれから色々と予定されていることも、同じくらいに、仮にそれ以上ではなかったとしても、エキサイティングなんだ。僕は沢山の昔からの友達や何人かの素晴らしい新しい友達と演奏するよ。スティング、マーク・ロンスン、チェイス&ステイタス、ティエスト(DJ)、ジョニー・マー、セローン、タヴァレース、スカーレット・エティエンヌ、テイラー・デイン、レニー・クラヴィッツそして僕の愛するアーティストの長いリスト(は続くんだ)。
誤解しないでくれよ、今、全てはとても素晴らしいけれど、僕の人生はまだ毎日が葛藤なんだ。僕は体力を取り戻す為に多くの新しいアプローチを試している所なんだ。何故って僕は演奏や作曲が大好きだから。僕は今後決して、また自分の健康に関して無頓着になったりしないよ。僕は可能な限り音楽を演奏したり舞台に立ったりしたい、そして癌は人生を奪い去るモンスター(Cancer Is a Life Stealing Monster)なんだよ。
Sting
Mark Ronson
Chase & Status (ハウス[ベイス]・シーンで知られるデュオ)
Tiësto (トランスのパフォーマー、DJ、リミクサー Tiesto[ティエスト])
La Roux (ラ・ルー)
Martha Wash (元ウェザー・ガールズ)
M People
Felix da Housecat
David Guetta
Ultra Naté
Alison Moyet
Dimitri from Paris (2010発売のCHICボックス・セットに参加)
Johnny Marr
Cerrone
Tavares
Scarlett Etienne
Taylor Dayne
Lenny Kravitz
僕は可能な限り音楽を演奏したり舞台に立ったりしたい
ブロードウェイの大物 Albert Nocciolino との素晴らしいミーティングの後で帰宅するところ - 僕の両方のショウの事で会った(註:ナイルはブロードウェイ上演を考えている二本のミュージカルに現在関わっている)
今は僕の人生に於けるエキサイティングなひと区切りの時期だね。癌の余波は日々の暮らしを大変なものにしたけれど、僕は前進し続けているよ。音楽はしっかりと生きていく(困難をうまく対処し人生をまとめていく)力を与えてくれるし、何があろうと僕は仕事を続けていく。そして僕が日々やらなければいけない事は音楽を中心としたものではなくとも、そうである(音楽が中心)と振る舞い、(僕に力を与えてくれる)音楽の力を支えにしてるんだ。
この二週間で僕は、お気に入りのミュージシャン達と共演し、権威あるドゥレクセル大学の名誉博士号を授与され、その足でロンドンへ飛び、その日のうちに舞台に立ち演奏し、真夜中頃には白のスリー・ピース・スーツの採寸をし、そして飛行機で我が家へ戻り映画(ドキュメンタリー)を撮り、それからブロードウェイの大物プロデューサーの一人である NACエンタテインメントの CEOと会ったんだ。
この後の写真が、君に、殺人的多忙を極めた僕のこの数日間(My Last Few Killer Days)をいくらか感じさせてくれると思うよ。
今は僕の人生の中でもエキサイティングな時期だ – これはあの権威あるドゥレクセル大学から名誉博士号を授与される準備をしているところ
今日僕のNYのアパートでネルスン・ジョージとファンクについての映像を撮った。CHICの一枚目のアルバムの時からの知り合いだ
音楽はうまくやっていく力強さを与えてくれる。何があろうと僕は自分の仕事を続ける
この二週間、僕はお気に入りのミュージシャン達と共演してきた。ザ・スミスのジョニー・マーの様な
僕とザ・フレイミング・リップスのウェイン・コイン マンチェスターでの Parklife で
(フィラデルフィアで)名誉博士号授与のスピーチをしたその足で僕はロンドンへ飛んだ
Lovebox の CHIC 控室
サム・スパロウ(僕が演奏したアダム・ランバート「シェイディ」の共作者)と僕、控室にて
シャカ(チャカ・カーン)、グレイス(・ジョーンズ)と僕がグレイスの控室で大いに笑っているところ
インコグニート、CHIC、そしてシャカ・カーン – シャカの写りがゾクッとする程に良い!
すごいヘッド・ギアをつけたグレイス
そしてそのヘッド・ギアを取る
そして僕らの出番・・・
さらに続き
そして「グッド・タイムズ」での大騒ぎ(舞台の混雑)の時間がやってきた
そして僕らの愛する混沌とした状態
更なるカオス、僕らが大好きなね!
立派な革命を起こした面々
終演後、僕は新しい白いスーツの一着である「アール・オヴ・べドラム」のマーク・ウェスリーに採寸をしてもらった(ファッション・レーベルとその創始者)
ネルスン・ジョージとドキュメンタリーを撮影している
Parklifeでジャムっているところ!
三曲目で(衣装変え後)ステージに出てくるグレイス
グレイスはこの一曲をずっと片足立ちで歌いきった
親愛なるブログ愛読者のみんな、ブログは僕の帰宅後に華麗なる復活を果たす事になるよ。内容量を考慮すると(ブログの更新には)高速のインタネット接続が必要なんだけど、僕は先週からずっと、その環境が最高とはいえない場所を転々としていたんだ。多くの場合は接続すら出来ずにいたんだよ。でも、僕は間もなく、インタネット上の死地からの帰還(Return From the Dead)を果たすからね。
今夜はフィリー(フィラデルフィア)からロンドンへ向かっている所なんだ。明日は Lovebox festival! 詳しくはすぐにお伝えするよ。(訳註:Lovebox はロンドンのイースト・エンドに在るヴィクトリア・パークにて、この金・土・日曜日に開催。他にグレイス・ジョーンズ、ラナ・デル・レイ、シャカ[チャカ]・カーン他)
ドゥレクセル大学の正門
この週末行われる The Lovebox Festival 出演の為にイングランドへ飛ぶ前に、僕はドゥレクセル大学(フィラデルフィア)のHumane Letters Degree(人文学・人文科学)の名誉博士号を与えられる事になった。これはイングランドのオクスフッド(オックスフォード)とケインブリッジュ(ケンブリッジ)の両大学では十六世紀から慣例となっているものなんだ。
Humane Letters の名誉博士号は、一般的には、たいてい人文科学に関連した分野の著名な各個人に授与されるんだ - 又は各々が社会全体に貢献したのを讃える為にね。
Humane Letters の名誉博士号を受けている面々には歴代の大統領や作家、著名な学者、ビジネス・リーダーそして卓越したエンタテイナーが含まれているんだ。特筆するべき面々は、元大統領であるビル・クリントンとジョージ・H.W. ブッシュ(通称パパ・ブッシュ)、エンタテイナーのボブ・ホウプ(ホープ)、CNNジャーナリストのクリスチアーン・アーマンポワ、フィルムメイカー(映画プロデューサー)のケン・バーンズ、女性俳優のメリル・ストリープ、そして詩人で作家のDr. マイア・アンジェロウ。だから僕は嬉しく喜び、恐縮(謙遜)し、そしてそういう仲間に入るのを光栄に感じているよ。
僕はこの受賞をとても真摯に受け止めているんだ。でも自分が今まで努力し成し遂げてきた事(の結果)で達成したんだ(※)。何故って僕はやる気に満ち、献身的で、そして鍛錬されているからね。僕は自分の人生を視野を広く送る様にと心掛けてきた。そして適度なユーモアのセンスを持ち続ける様にとも。何故なら人生というものは予測不可能だから。その気持ちで - 今日のブログに貼った動画、映画『Spies Like Us(邦題「スパイ・ライク・アス」)』の「ドクターのシーン」で、どうかうやうやしく笑って頂きたい。(※:「正当な評価をされにくい世界で、自分で成し遂げた事がこういう形で評価されて嬉しい」というニュアンスが込められていると解釈した)
間もなくドクターがつくナイル・ロジャーズ拝。
『スパイ・ライク・アス』よりボブ・ホウプ(註:現在58の名誉博士号を持つ!)が登場するドクターのシーン
Dr. Bill Clinton
Dr. George H.W. Bush
Dr. Bob Hope
Dr. Christianne Amanpour
Dr. Ken Burns
Dr. Meryl Streep
Dr. Maya Angelou
ドゥレクセル大学には僕が見た中で最も素晴らしい一つであるアナログ・テープの保管設備が在る。ファースト・チョイスの「ドクラー・ラヴ」(のマスター・テープ)はここに有るんだ!(註:1977年のヒット曲)
僕は1952年、ドラゴンの年(辰年)生まれだ。これは僕が母と写っているところで、僕は生まれて数ヶ月という頃
僕は辰年生まれだ。僕の人生で出会った数多くのドラゴンのうちの一体が、ドゥラクセル大学に学長室にある(このドラゴン像だ)
ナイル・ロジャーズ博士、お呼びです!
ステューディオ(スタジオ)54でのスピーチ。「みんな自分の権利、大騒ぎ(パーーーティ)をする権利の為に闘わなきゃいけないんだ!」(註:ビースティ・ボーイズの有名な歌詞の引用)
UKマンチェスター - 素晴らしい「ディスコ・サマー・オヴ・ラヴ」の始まり
飛行機数機と多くの時間を費やした旅の末に、僕は家へ着いた。フェスティヴァル出演が続いた先週末は素晴らしかったよ! そして僕は、開いた口がふさがらない程の面々からなる、続く数ヶ月の共演者リストを見たんだ。そして不意に、興奮の波を感じたのさ、CHICにとって最大の「サマー・オヴ・ラヴ」ディスコ版(Disco Summer of Love)になるんだとね!
何便かを乗り継いで家に戻るから、度々ページをリフレッシュして(僕が何処に居るか見て)くれ。DJ Dのまわす(選ぶ)音楽を楽しんでくれ。
更に別の気が変になりそうなくらい上手くいかなかった移動の後、僕は現在はマンチェスターに居る。でもやる気は満々さ。我慢できないんだ、僕は音楽を愛している -たまらなく- グレイス・ジョーンズの「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム(リズムの奴隷)」を聴くと僕はしばしば涙を流しちゃうんだ。何故って僕は精神的にも、プロフェッショナルな面からも、そして個人的にもそれ(その意味)がよく解るからさ。
僕は「Turks & Caicos Magazine」最新号の表紙になっている。みんなの殆んどはこの楽園島の事を聞いた事がないよね。でもここは機会があれば僕がいつも行く場所なんだ、人生に多少の秩序を取り戻す為にね。
(その雑誌に載っている)記事はブログ(の普通の分量)よりも長いので、このあと三日間かけて紹介するよ。僕がどのように仕事をし、はっきり言って(この業界で)しっかりと生き残っているかが垣間見れると思う。そして今、ショウ・ビジネス界の多くの友人や同僚が、僕のこの「第二の故郷(Home Away From Home)」に気付き始めているんだ。
アマンダ・シェパードと、僕の長年の友人でありCHICに多大な影響を与えたブライアン・フェリーは、(島内のビーチ・リゾートである)Amanyaraで結婚した
昨日、僕らはイングランドのマンチェスターで行われた Parklife Festival で演奏した
昨日、僕らはイングランドのマンチェスターで行われた Parklife Festival (註:正式名称は Parklife Weekender) で演奏した。凍えるほど寒く雨模様だったけれどワンダフルだったよ。僕らは伝説的なギターリスト、ジョニー・マーと共演したんだ。ザ・スミスで有名だね(それとエレクトロニック、ザ・ザその他)。
ジョニーと僕はとても仲良しになったんだ。彼は自分の息子に僕に因んでナイルと名付けたんだよ。そしてそのもう一人のナイル君はイカしたギターリストでもあるんだ。ジョニーはゆうべ、彼のシグニチュア(シグネチャー)・モデルである「フェンダー・ジョニー・マー・ジャグアー(ジャガー)」を僕にくれたんだ。
マンチェスターに来た事の無い人にこの街をどう説明して良いか分からないけれど、寒くて雨降る街なのに、人々は暖かくてチャーミングだよ。そしてみんなかなりの音楽ファンなんだ。出番の前に写真を撮ろうと舞台に上がったんだけど、僕は愛情に満ち満ちた怒濤の歓迎を受けたよ。みんな盛り上がる準備はバッチリだった。
僕らは二時間を予定していたショウの半分しか演奏しなかった。それは出演予定者が多く、僕らが他の出演者への敬意(配慮)を決して失わないからなんだ(※)。僕らはみんな一緒に(このフェスティヴァルに)居るのであり、観客が一番大事なんだ。開演後だいたい四十分という頃になってやっと、僕の身体は調子に乗ってきて、「Le Freak (おしゃれフリーク)」を演奏した時には、ぶっ飛ぶまで演奏する(Ready to Play My A$$ Off)準備ができてたよ。(※:登場時刻が遅くなり演奏時間を減らした、という意味だと思われる)
Parklife の動画(プロ・ショットではない) John Ryan 撮影
ジョニーと僕はとても仲良しになった
ジョニーはゆうべ、彼のシグニチュア・モデルである「フェンダー・ジョニー・マー・ジャグアー(ジャガー)」を僕にくれた
マンチェスターに来た事の無い人にこの街をどう説明して良いか分からないが、寒くて雨降る街なのに人々は暖かくてチャーミングだ
出番の前に写真を撮ろうと舞台に上がると、僕は愛情に満ち満ちた怒濤の歓迎を受けた。みんな盛り上がる準備はバッチリだった
フォラーミ、キム、僕、そしてカラー・コーディネイトもバッチリで到着した僕ら担当の運転手
The CHIC Horns - スティーヴ・ジャンコウスキーとビル・ホロマン
僕らはみんな一緒だ、そして観客が一番大事なんだ
開演後だいたい四十分という頃になってやっと、僕の身体は調子に乗ってきた
僕のフェンダー特注ショップ製「ヒットメイカー・ストラトキャスター」を弾くジョニー・マー、僕、そしてジェリー・バーンズ 「Le Freak(おしゃれフリーク)」を演奏中
一連のフェスティヴァル出演の為にUKへ向かっている所さ! 曲(この回のブログに付されたジューク・ボックス収録曲)を楽しんでくれ。
ザ・パークライフ・ウィークエンダー - 2012年6月9日、土曜日 :: 詳細はこちら
イングランド、マンチェスター
ロックネス - 2012年6月10日、日曜日 :: 詳細はこちら
スコットランド、ロッホ・ネス(ネス湖)